夏の函館開催のクライマックスに近づき飾る名物レース「函館記念(G3)」
実力が拮抗したメンバーに、斤量の有利不利が加わることで、毎年多くの波乱を演出してきました。
「1番人気が勝てない」「とんでもない人気薄が突っ込んでくる」…そんなイメージ通り、過去のデータも大波乱の可能性を示唆しています。
この記事で高配当を呼び込む馬の共通点を探り出し、一攫千金を狙いましょう!
過去10年のデータが証明!信頼すべきは1人気より「3人気」
まず、函館記念の「荒れる」所以を、人気別成績で見ていきましょう。

データを見ると、1番人気は勝率20%と、軸にするにはやや心許ない成績。
むしろ好成績なのが3番人気で、勝率・複勝率ともにトップです。
そして最も注目すべきは10番人気以下。
なんと2着に5回も食い込んでおり、ヒモ荒れどころか、大穴が連に絡むのが当たり前のレースと言えます。
人気馬から入るにしても、相手には必ず人気薄を手広く押さえるのが的中への鍵となりそうです。
2.【ハンデ戦の鉄則】狙いは54~56kg!
トップハンデは割引勝敗を大きく左右する「斤量」。
函館記念ではどのような傾向があるのでしょうか。
データによると、トップハンデ(57.5kg以上)を背負って勝利したのは過去10年でわずか1頭。
実績馬であっても、重い斤量は大きなマイナス材料となります。
一方で、好走馬の多くは54kg~56kgに集中しています。
特に2、3着にはこのゾーンの馬が頻繁に絡んでおり、斤量の恩恵を受けられる馬が狙い目であることは間違いありません。
ハンデキャッパーの見立て(斤量)と、世間の評価(人気)のギャップがある馬こそ、絶好の狙い目となるでしょう。
3.函館芝2000mの罠 有利な枠は内~中にあり!スタートしてすぐにコーナーを迎えるトリッキーな函館芝2000m。
枠順の有利不利は存在するのでしょうか。

データを見ると、2枠・3枠の連対率が25%と突出して高く、4枠も安定しています。ロスなく立ち回れる内~中枠が有利なのは明らかです。
対照的に、8枠は勝ち星がなく、外を回らされるリスクが大きいと言えます。
4.【最重要】主流血統は消し!?函館記念は「パワー血統」を狙え最後に、最も興味深い血統面のデータです。
このレースの血統傾向は非常に特殊です。
近年の中距離路線を席巻しているディープインパクト産駒は過去10年でわずか1勝。キタサンブラック産駒に至ってはまだ勝ち星がありません。
日本の軽い芝で活躍する主流のスピード血統は、函館のタフな洋芝では苦戦する傾向にあるのです。
では、どの血統を狙うべきか?答えは「パワーとスタミナに優れた血統」です。
過去の勝ち馬には、シンボリクリスエス(ロベルト系)、メイショウサムソン(サドラーズウェルズ系)、ハーツクライ(トニービン内包)といった名前が並びます。
彼らに共通するのは、日本の高速馬場よりも、欧州のような力のいる馬場を得意とする点です。
さらに深掘りすると、好走馬の多くは「父父(父の父)や母父に海外のパワー血統を持つ」という共通点があります。
血統表を眺めて、欧州の重厚な名前を見つけたら、それは「買い」のサインかもしれません。
「斤量が軽いだけでは勝てない!プロが選ぶ『究極の仕上げ』を施された馬で、万馬券を掴め」
![]()
特別登録馬から見る有力馬2頭紹介
ここからは個人の見解を含めご紹介出来ればと思います
1.ヴェローチェエラ
まさに血統ではうってつけの1頭母父にデインヒルダンサー
日本での血統では不向きなパワー向きな血統だがこの函館記念ではむしろ+
斤量面が標準であれば非常に買っておきたい1頭になりそうです
2.キミノナハマリア
しばらく勝ち星こそ逃しているものの札幌、函館の成績は良好
人気薄であれば逃すのは勿体ない1頭になり展開的には後ろになりそうなのがネックだが、枠に恵まれれば十分チャンスがあると言えるでしょう!
まとめ
函館記念2025で狙うべき馬のタイプこれまでの分析をまとめます。
今年の函館記念であなたが狙うべき馬は、以下の条件を満たす馬です。
✅ 人気:3番人気を軸に、10番人気以下の大穴を相手に
✅ 斤量:54kg~56kgのゾーン
✅ 枠順:2枠、3枠、4枠の内~中枠
✅ 血統:主流血統ではなく、父や母方に欧州のパワー血統を持つ馬これらの条件を基に、今年の出走馬を吟味すれば、高配当的中も夢ではありません。
ぜひ、この分析をあなたの予想にお役立てください!
Xにて予想もしております!個人の予想はこちらから!
https://twitter.com/huzijawakeiba?t=j9D125Eo6tp_fspwXt_ppw&s=09